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2010年4月 3日 (土)

ぼんやりと考えたこと

僕はいわゆるマスメディアの中の人の言うことを眉唾付けて聞いてしまうタイプの人間です。

ここのところ少し気になっていること。

雑誌や書籍のグルメ情報。

実は僕はこれを全く読んでいません。「お昼に食べたもの」なんてブログを書いていますが、お伺いしているお店は、まー、なんだ、 端的に言えば、仕事場の近く(あるいはちょっと散歩がてらに遠出したとこ)とか、仕事でお伺いした先の近場などで、前評判、 世間一般の評価はまったく関係なく、とにもかくにもなんとなくピンときたお店に入っています。そのため、 このブログで書いている評価はあくまでも僕の「勝手評価」です。僕はそう感じた。でも、他の方がどう感じても、 それはそれでいいと思っています。

例えば。

オフィス近くの環境で言えば、「今日は肉が食べたい!」と思ったときは、好養軒に行きます。 ちょっと食欲ないし、うどんで……と思ったときは、春仙に行きます。 ラーメンをと思ったときは迷わずてんくうに行きます。 「まじで、今日は時間ない!」なんて日は、サカエヤに駆け込みます。 それでもって、お昼、おなかは空いているのだけど、特に食べたいものは思いつかないなんて日は、ベア聚豊楼に行きます。 僕の中では、こんな感じです。本当に本当に時間も余裕もないときは吉野家とかすき家に駆け込むわけですが、それはそれといたしまして。

今例に出したお店、僕は大好きなお店です。そして僕は「僕が好きなもの」を他人に紹介したがる厄介な性分の持ち主です。とは言いつつ。 僕が好きなものを誰かが気に入らなかったとしても、それはそれでしょうがない。そんな感じです。

とは言うものの、全く何も参考にしていないわけではなかったりします。

僕の活動範囲に近いこともあって、こんなブログをチェックしています。 

他にも、ちょろちょろチェックしているブログやサイトはあるのですが、上記のサイトには「へー、こんなところに、 こんなお店があるんだ~」と本当にお世話になっています。(エクスキューズ:上記のブログを書かれている皆様、 唐突にトラックバック送ってしまってすみません)

話が横道にずれてしまったので、元へ。

雑誌や書籍のグルメ情報、僕は興味ありませんが、それはそれで大切なことだと思っています。 まぁ大人の事情とか裏のあれやこれやがあるにせよ、少なくとも情報として読者に提示するために吟味して、読者向けに情報を提供している。 そう思います。

気になっているのは、いわゆるネット上でお店紹介している中の人たちの気持ちです。

先に挙げたサイトは、本当にご自身が行ってみた。その率直な感想を書かれていると思います。味の好みが僕とは違うことは当然あります。 なにより書いている人だって勿論、人間です。お店の中の人のことを知っちゃって、評価が甘くなってるなんてことだってあるでしょう。でも、 それはそれで「お店の味」です。個人としてお店の中の人と仲良くなった。だから評価がついつい甘くなる。当然のことです。

とは言うものの。

先に挙げたサイトとは全く別のサイトなのですが。

どこのサイトかは言いません。まぁ、僕の普段の行動範囲が上野浅草界隈だってことでお察しください。ともあれ、 そのサイトで紹介されたお店が、どうも紹介されてから1ヶ月経たず閉店ってケースが多い印象を僕は受けています。

いやまぁ、店舗紹介サイト。いろんなお店を紹介されるのでしょう。その中には1ヶ月持たずに閉店しちゃうお店もあるでしょう。 閉店した原因は当該サイトの運営者にあるとは全く思っていません。

でもね。

読者からすればどうでしょう?

当該サイトで紹介されていた(高評価)。なので行ってみた。ところが閉店。

これ、どうなんでしょう?

雑誌や書籍の場合でもこの「行ってみたら閉店」のリスクは当然負っています。だからこそ、慎重に吟味しています。だって、 買った本の情報通りに行ってみたら閉店だったなんてのがゴロゴロだったら、そもそもそんな雑誌や書籍買ってもらえないですよね?

ネットの情報。なるほどナマモノです。「書いたその時」の情報が掲載されるからこそ、リアルタイムとしての情報の価値があります。 ましてや、(本当かどうかは別として)編集者が実際に食べたものがおいしかった! の情報なのだから、お店側としては嬉しい限りでしょう。

でもね。

そういう情報を掲載しているのだからこそ(つまり地域密着で、中の人が自分の足で情報を取ってきている)、 褒め称えたお店が閉店しちゃったよってことをきちんと伝えるのが、本来的な意味での「メディア」の役割なのでは? 御社の中の人 (グルメをよく分かっている人)の舌を満足させたにもかかわらず、閉店を余儀なくされた。そのことを伝えるのは、まさに「メディア」 の仕事なのでは? さらに言えば、ネットの情報、紙の媒体とは異なり、いくらでも後から加筆・修正できるわけです。 店舗紹介サイトなんだから、閉店したのなら、そのことも伝えるべきでは? それとも中の人は、 紹介したお店の前をあれから一度も通ってないの? 言いっぱなし? 紹介したお店、今、どうしてるかな~なんてフォローは一切なし?  なんだそりゃ?

ましてや。

ねーねー、「紹介してやるよ」(or 紹介してやったよ)でたかってませんか? そんな従業員いませんか? あぁ、なるほど、 紹介している(宣伝している)、その広告費とバーターってのは大人の世界、あるのだろうなって思いますよ。でもさ、 それってヤクザのやり口となんら変わりませんよね?

それでもって。

たとえ一部にせよ、そんなヤカラが紹介しているお店に行ってみようかと思った読者

これ完全に二重の裏切りですよね。読者に対しても、お店に対しても。

自腹で払えとは言いませんよ。でも、せめて社費で落としてやれよ。

イラッとする瞬間を目のあたりにしたので。

僕が好きなお店でこういうことに遭遇しちゃったので、そのお店の名誉のためにどこでかは言いません。とりあえず、いいから、 食べた分は払いましょうよ。

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コメント

下町外飯徒然草の古利根です。
御礼が遅くなり、申し訳ありませんでした。
トラックバック、ありがとうございます。

貴殿のおっしゃる事、正に我が意を得たり、です。
僕がブログに店を載せる際の基準は、最低一年は続いている事、です。
新規開店し、マスメディアに派手な露出をする店には、近付かない事にしています。経験上、こんな店程、閉店は早いからです。
たまに反する店もありますが、掲載する場合は、この店はこの先も続くだろうか?…と、自分なりに検討します。
逆に、年老いた方がやっている店などは、今掲載しなければ店が無くなってしまう…という思いから、積極的に掲載しています。
また、評価のお話も、正におっしゃる通りです。
店の業態や価格設定によって、店に求める物は変わりますし、所詮、僕がどう思ったかを記しているにすぎません。

先ずは、御礼まで。
これからも、どうぞ宜しくお願い致します。

投稿: 古利根 | 2010年4月 7日 (水) 07時51分

古利根様

コメントありがとうございます。

古利根さんのサイト、いつも楽しく見させていただいております。行ったことがないお店だと、「今度是非行ってみよう!」と思いますし、行ったことがあるお店が紹介されると、それはそれで嬉しい気持ちになっています(^^

本当に唐突にトラックバックお送りしてすみませんでした。

今後ともよろしくお願いします。

投稿: とみくら | 2010年4月 8日 (木) 19時57分

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