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2009.02.07

つらつらと長文

 一応、僕は社会人です。ちんたらのんべんだらりんと過ごしてきましたが、とりあえず10年過ぎました。僕自身は典型的な 「仕事ができな人」です。とりあえず自分のことは棚に上げさせてもらって、10数年の経過の中で、「仕事ができる人」「そうでない人」 の違いについて、僕なりの考えを。

 仕事ができる人とそうでない人との決定的な違いは、「消費者意識」 かどうかだと僕は思っています。

 こういうと、できる人=消費者意識がある人、そうでない人=消費者意識を失った人 みたいな図式を思い浮かべる人が多いでしょうし、 事実、ビジネス本なんかには「消費者マインドを忘れるな!」みたいな教条本がゴロゴロしているのですが、個人としての「仕事人」 という観点から言えば、僕自身は、こんな風に考えています。

そうでない人=消費者意識のまま仕事に取り組んでいる

 僕自身の経験で言えば、仕事ができる人は、消費者の意識とは違うなにかで働いています。

 消費者意識とは何か。簡単に言ってしまえば、「できるだけ安く、できるだけいいものを手に入れよう!」 という方針でお金を払う決断をすることです。ここでは、金額と品質はバーター関係にあります。人によって、あるいは状況によっては 「より安く」の方向に針が振れることがあるでしょうし、金に糸目をつけずの方向に針が振れることだってあるでしょう。いずれにせよ、 実際の行動としてはこんな感じです。

 例えば、服を買いに行ったとします。

 店に陳列されている数多くの商品の中から自分のサイズにあったもの、好みの色柄、肌触り、いろいろ検討し、 予算の範囲内で一番いいと思ったものを手にしてレジに向かいます。関西人だと、 さらにレジのところで値引き交渉を開始するケースもあるのでしょうけれど(^^;

 さて。

色柄はすごく好み。肌触りも申し分ない。しかし、自分にあったサイズのものがない!

 あなたならどうされるでしょうか?

 この場合、消費者として最も合理的な選択は「購入しない」となります。何故かといえば、

  1. 色柄や肌触りが要望にあっているとしても、サイズが合わない以上、購入しても着ることができない(つまり、 無用のものを購入することになる)
  2. サイズがあう別の服を購入するとしても、すでに自分にとってベストなものが明確にイメージできている以上、 色柄や肌触りについては最善ではなく次善となる
  3. オーダーメイドした場合、金額は今ある商品よりも高くなる

 つまり、いずれの選択肢をとっても本来あるべき姿よりはマイナスの要素を含んで出費することになります。 本来欲しいものに対して表示されている対価を支払うことでプラスマイナス0だとすれば、 上記の選択肢はいずれもマイナスになる可能性があります。従って、「購入しない」 というもう一つのプラスマイナス0の選択肢が最も合理的な選択となります。

 なおなお、メーカーに「なぜ自分にあったサイズがないんだ! 作れ! ゴラァ!」とクレームを入れるのは、契約法上、 そのような義務はメーカーにないので却下されて終わりですし、仮に作ってもらったとしても、 クレームを入れている時間と労力分マイナスになってしまいます。

 以上は、「この世の中のどこかに既製品がある(ないし、既製品として登場する可能性がある)」 ということが大前提となっています。消費者意識とは、この大前提に立脚した上でのことであって、ビジネス本が言う「消費者マインド云々」 とは、本来存在していてもおかしくないにも関わらず、まだ存在していないものを創り出そう!ということに他なりません。

 本題に戻ります。

 仕事をする場合、ほとんどの人は何らかのケースで誰かの手助けを必要とします。自分の懐をはたくか、そうでないか、 はたまた相手側の持ち出しかは別にして、誰かの成果物に対して対価が発生しているわけです。たとえ資料のコピーを取ってもらったり、 お茶を出してもらったりでもです。

 最も合理的な「そうでない人」は、自分の要望にあわない成果物が提示された場合(あるいは提示されることが予想できた場合)、

「だったら頼まない!」

と言います。もちろん、人間、常に合理的であるはずもなく、往々にして品質的な我慢を余儀なくされたり、 あるいは予算オーバーになったり、いわゆる外注イジメ的なことをしたりということになります。

 ところが、仕事の場合、既製品ではなく常に本質的にはオーダーメイドです。 たとえ会社として支給しているボールペンの発注業務であっても。

 もちろん、個人の日常の場合であっても、個々のニーズは様々です。しかし、最大公約数を導き出せる程度には、 個々のニーズは均等化されています。従って、均等化された(つまり、ほとんどの人にとっては、帯に短したすきに長しであっても) ニーズに対応することで、ビジネスとしては成り立つ程度の共通項が存在します。ところが、仕事の場合、 最大公約数的な共通項で商品やサービスを提供するよりは、 個々のニーズに特化した商品やサービスを提供する方がコストパフォーマンス的に考えて効率的なほど、ニーズにばらつきがあります。

 仕事ができる人は、意識的にか無意識かは別にして、自分に必要なものが他人は必要としていないことを知っています。だからこそ、 相手が、なんら必要性を感じていないものをどうやって実現させればいいか手練手管を使うわけです。

 ここから先は、人によって異なります。自分が必要としているものを明確に、誤解が生じる隙がないように提示する人もいます。 あるいは、あたかも相手がそれを必要としているかのように錯覚させてしまうようなペテンを使う人もいます。そこは人それぞれです。 いずれにせよ、まだ何もできていないときに、相手に出来上がりのイメージを持たせる工夫を自然にやってしまうわけです。

 仕事ができる人ってのは、こういう人のことだと僕は思います。

 以上、昨日会った営業の人の態度があまりにもあまりだったので愚痴。つーか、 自社の売り物について概要を説明できないってどういうことか? 資料読め? 読ませてる時間があれば、別の業者探せよ。お金は欲しいけど、 雲行き怪しそうな案件なので、丁重にお断りの方向で。

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