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2009.11.29

浅枝さんへ

なんだかな~。

●http://twitter.com/asaeda/status/6044473110 via Twitter
@tomikura 現在出張中なので、 帰国後自分の本を記憶のアーカイブがわりに一度読み直してみようかと思います。ただ、チャレンジする人、 リスクを取る人を小馬鹿にするのは印象良くないと思いますよ。まぁそれもリスクと解釈できますが。

前の記事 (http://tomikura.cocolog-nifty.com/main/2009/11/twitter-0507.html) で、僕は小馬鹿になんかしていません。むしろ、大馬鹿者だと言ったつもりです。

僕が指摘したのは、 以下のつもりです。それを理解されなかったとしたら、僕の文章力のなさなので、その点はお詫びします。

  1. 自分でコントロールできないプラットフォームを他人に勧めたのは何故?
  2. そのプラットフォームがニッチモサッチもな状態になったときにどう責任を果たされたの?

僕は新しい技術やサービスを提供しようとした人を馬鹿にすることは絶対にありません。 まさにチャレンジです。結果として失敗したとしても、その結果に対する(商業的な)責任は別として、 試み自体は正当に評価されるべきだと思います。ですから、「セカンドライフ」という場を作ったLinden Labについて、 どうこういうつもりはありません。また、 新しい技術やサービスによって提供されたプラットフォーム上で身銭を切って頑張った人も馬鹿にはしません。行けると思ったからこそ、 自社の命運を託した。その判断が正しかったかどうか、商業的な責任は結果として引き受けられているわけです。

ゲーム業界の例で言います。

ハードメーカー。 「これで行ける!」と判断して、開発・生産をして、市場に出した。市場(ユーザー)が「No」を突きつけたとしても、 自己責任は果たしているわけで、「やることはやった!」と胸を張っていいと思います(あぁ、無論、セガの二の舞になりたくないのなら、 なぜダメだったのかは反省すべきだとは思いますけれど)。

ソフトメーカー。 「このプラットフォームなら行ける!」と判断して、対象となるプラットフォーム向けのソフトを開発・生産して、市場に出した。 ソフト自体は市場から「Yes!」だったけれど、プラットフォーム自体が「No!」だった場合、とは言いつつ、 これはこれで自己責任を果たしているわけで、「やることはやった!」と胸を張っていいと思います。無論、「提供先のハードを間違えたね」 との批判は甘んじて受けるべきかと思いますが、他方で「技術的にこのハードでしか実現できない!」のなら、なるほど、なるほどと思います。

でもね。

「どりきゃす、 最高っすよ!」とソフトメーカをたきつけた(自称)コンサルな人々、僕は

地獄に堕ちろ!

と思います。

くどいですが、 Dreamcastを開発したセガを悪く言うつもりはない。そして、Dreamcast向けにソフトを提供して、結果、 大赤字になったソフトメーカーの経営者を悪く言うつもりもありません。経営者として「行ける!」と思ったからこその判断で、 結果としての責任は、それぞれがそれぞれの方法で責任を果たされています。ましてや、実際の物作りをされた開発者の方々について、 「馬鹿じゃないの?」なんて言葉を浴びせかける方が、僕は馬鹿だと思います。

でもね。

「どりきゃす、 最高っすよ!」と言っていたコンサルな人々、ドリキャスが転けようが、転けまいが、お金もらってましたよね。で、転けた後、 もらった先にお金返しましたか?

以上が前置き。

さてだ。

なんか「チャレンジする人、リスクを取る人を小馬鹿にするのは印象良くないと思いますよ」 とか言っている浅枝さん。リスク取ったの? セカンドライフを提案したとき、現状、 こうなるって予測した上での提案だったの? 2009年の現状を見通した上での価格設定だったの? 提案したときは、「これから、 どんどんセカンドライフですよ。うはうはですよ。先行投資ですよ!」な見積もりではなく?

●http://twitter.com/asaeda/status/6044376607
@tomikura セカンドライフブーム時はメディアに掲載されるという点で、広告宣伝の場として実際に成立しています。それ以後の利用に関しては、 別の価値を提供するか、役目を終えて終了させることを提案しています。 セカンドライフ=広告宣伝のイメージがメディアの犯した間違いです。

うわー! ねーねー。浅枝さんが提案した先のクライアントさんに対して、 こんなことを言って忸怩たる思いしないの? それとも、本当に上記に書かれたとおり、

「おれ、悪くね。こーなっとのも、メディアが悪いんだよ!」

と本気でおっしゃってる? それなのに、ご本人はそんなメディアで1冊書かれているわけですよね? なに、 それ?

繰り返しますが、セカンドライフを提供した中の人、そこに身銭切って出店した人、そして当然のことながら、 セカンドライフにアバター作った人を馬鹿にする気はまったくありません。それぞれ自己責任で「おもしろい!」 と思ったものにチャレンジされたのだと思います。でもね。

浅枝さん(と言うか、あなたの会社か)。お金出したの?  セカンドライフに可能性を見いだした人からお金をもらっていたのではないの?

あのね、違うんだ。

新しい者にチャレンジする!

これは大切。僕はそんな人に喝采を送ります。

でもね。

あなたのやったことって、結局の所、

人柱、 見つけてきましたよ

なのでは? そして、そんな人柱に対しては「いける、いける。ダイジョブ、ダイジョブ」で、 人柱が撃沈してものうのうと生きていて、その上で

●http://twitter.com/asaeda/status/6044376607
@tomikura セカンドライフブーム時はメディアに掲載されるという点で、広告宣伝の場として実際に成立しています。それ以後の利用に関しては、 別の価値を提供するか、役目を終えて終了させることを提案しています。 セカンドライフ=広告宣伝のイメージがメディアの犯した間違いです。

こんなこと言い出すわけで、人柱になった当時のクライアント窓口の方々に面と向かって、 シラフで相対できます? できてしまうんですよね、きっと。そういう厚顔無恥なんですよね。

あなたは、なんらリスクを負ってないですよね? 自腹切ってないもん。 セカンドライフを提案した先からお金もらってウマーでしょ? え? コスト割れだった? それはあなたの見積もりの悪さでしょ?  セカンドライフとは全然関係なく、あなたの「経営者」としての資質を問われるだけなのでは?

●http://twitter.com/asaeda/status/6044473110 via Twitter
@tomikura 現在出張中なので、 帰国後自分の本を記憶のアーカイブがわりに一度読み直してみようかと思います。ただ、チャレンジする人、 リスクを取る人を小馬鹿にするのは印象良くないと思いますよ。まぁそれもリスクと解釈できますが。

チャレンジした人を馬鹿にしているのは、どっち? 少なくとも、あなたはチャレンジしてないし、 リスクとってません。どんなチャレンジをして、どんなリスクを取ったのか、ご説明願えると幸いです。

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コメント

 Wassrのほうでレス頂きました、@regicat ことHarukaと申します。立場としてはビジネスでセカンドライフ(以下SL)にからんでいる、とかではなく単純にSLを楽しんでいる1ユーザーです。

 さて、浅枝氏の著書を読まれたということは、氏の会社であるメルティングドッツがSL初心者のための操作練習エリアを運営していることも読まれたことと思います。
 では、その練習エリアが現在も稼働していることはご存知でしょうか。そしてそのエリアに愛着や帰属意識をもつ日本人ユーザーが今も毎晩のようにそこに集まっていることは?
(ちなみに私自身はその一員ではないですが、同様に愛着を持っているエリアはあります)

 確かにSLがらみで企業参入サポートをうたい、国内での評判が落ちればさっさと身を引いた会社もあります。けれど、ユーザーと一体となり、企業・個人の垣根を越えてSLを盛り立てていこうとしている会社もあるのです。そして、SL内に身を置いている私としては、浅枝氏の会社は後者に属すると感じています。その実感を、おそらくSLの経験はほとんどないと思われるとみくらさんは否定しておられる。その根拠はどこにあるのか、伺いたいです。とみくらさんは、浅枝さんが

>さもしたり顔で「これからは●●ですぜ、社長!」

などと言っていた現場に居合わせておられたのでしょうか?


>「おれ、悪くね。こーなっとのも、メディアが悪いんだよ!」

と書かれていらっしゃいますが、実際問題、SLをさほどよく知らないのに、上っ面をなでただけで(実際にやっている人ならすぐに間違いとわかるような記述が大手を振ってまかり通っています)批判した記事が氾濫し、SLに対して嘲笑的なムードが蔓延している現状に、SLユーザーは憤慨したり悲しんだりしています。それはメディア企業だけでなく、それらの記事を鵜呑みにしてやったこともないのに批判的なエントリを上げるブログも同様です。それらのメディアやブログに対して言いたいことはただ一つ、

「受け売りじゃなくて、先入観も捨てて、実際に体験してから書いてほしい」

です。

 あと余談ですが、サイドバーリンクありがとうございます。すっかり更新が滞ってますが、「此処録」の管理人と実は同一人物だったりします(^^;)。あちらの最新の記事のいくつかは、ほとんどSL関連の内容になっています。SLの現状や私自身の思いに関して、お暇なときにでもご覧いただけたら幸いです。

投稿: Haruka | 2009.11.30 03:44

とみくらさん、こんにちは。

私のメールアドレス(asaedaアットmeltingdots.com)までご連絡いただけますと幸いです。ぜひお会いしてお話しましょう。はじまり、ブームの裏側などをお話できると思います。

>Harukaさん、コメントありがとうございます。Harukaさんのように理解をしていただける方がいらっしゃることが、今でも頑張れている理由です。今後ともよろしくお願いいたします。


ちなみに、内情を理解されていないケースで反論する方法として、

「一度やってみたいとも思えないほどのサービスなんだから、やってから言え、はサービス提供側の傲慢」
というものがあります。正論です。

サービスに関してやるやらないは自由なので構いませんが、そこから先を思い込みで発言してもらいたくはないな、と。

大人の対応としてほったらかしにする(信頼をされているところからは信頼され続ける)というのもありですが、
誤解を解く、議論をしたい気持ちからtwitterで発言させてもらったというのがあります。

ご連絡、お待ちしております。

投稿: 浅枝大志 | 2009.11.30 20:03

もうひとつ追加です。

>うわー! ねーねー。浅枝さんが提案した先のクライアントさんに対して、こんなことを言って忸怩たる思いしないの?

思ってます。死ぬほど悔しいです。

投稿: 浅枝大志 | 2009.11.30 20:10

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