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2008年7月11日 (金)

[政治] 政治家の品格

 テレビ番組中の一部の発言を切り出して、その内容を叩くのもどうかと思いつつ、加藤紘一氏です。

● 加藤紘一オフィシャルサイト
http://www.katokoichi.org/

 北朝鮮拉致問題について、「拉致被害者を北朝鮮に帰すべきだった」との発言が物議を醸しているわけです。

 加藤氏の発言内容が正論か愚論かは、ひとまず横に置きます。

 加藤氏が言うように被害者を帰していたら、今も交流が続いて他の拉致被害者も今頃帰国できていたかもしれません。あるいは最悪の結果になっていたかもしれません。神ならぬ人間の身。どちらになっていたか分かるはずありません。

 また、「国家は国民を守るためにある」のか「国民は国家を守るためにある」のか、言い換えれば「一人の人を守るために多くの人が犠牲になる」ことをよしとするのか、「多くの人を守るために一人の人が犠牲になる」ことをよしとするのか、どちらの主張が正しいかも僕には分かりません。どちらの言い分にも一理あると日和った考え方をしてしまいます。

 むしろ気になったのは、より本質的な部分です。

あのときこうしていたら、今こうなっていたはず!

 上記のような思考方法は批評家のものであって、なんら建設的なものではありません。むしろ、

将来こうなるために、今こうする!

 政治家の方々には、このような思考方法でいてほしいというのが僕の考えです。将来への展望、展望を実現するための案、そして実行力。これが政治家に求められる資質ではないでしょうか。政策論争とは、展望が正しいかどうか、展望が正しいとして実行案に不備がないかどうか、これを論じるものでしょう。

 その意味で、今回の加藤氏の発言は床屋談義レベルとしか言いようがありません。

 大きなお世話だとは思いつつ、加藤さん、そろそろ政治家を引退して評論家に転身された方がよろしいのでは?

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